2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE”と呼称し、”バンドとファンが作り上げる閉鎖的空間”というヴィジュアル系独特の文化を創り出したのも『LUNA SEA』が先駆けだったのではないでしょうか。
今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『DESIRE』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『DESIRE』の全体概要
基本情報
アーティスト | LUNA SEA |
曲名 | DESIRE |
演奏時間 | 4:22 |
作詞 | LUNA SEA |
作曲 | LUNA SEA |
編曲 | LUNA SEA |
6thシングル。
売上枚数は約59万枚と、『LUNA SEA』のシングルの中では9thシングル『STORM』に次ぐ記録を誇っています(『STORM』は約72万枚の売り上げ)。
『DESIRE』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
STYLE | 9 |
SINGLES (Disc 1) | 6 |
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 1) | 6 |
LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE- (DISC 1) | 8 |
オリジナルアルバム『STYLE』の9曲目に収録。
※『DESIRE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
アップテンポで攻撃的なサウンドの楽曲、『DESIRE』。
まぁ、”アップテンポで攻撃的”という形容詞は『LUNA SEA』にとって特別な意味を持つ言葉ではないですよね。インディーズ時代から”アップテンポで攻撃的”な楽曲は『LUNA SEA』にはたくさんありましたから。
本作『DESIRE』を”アップテンポで攻撃的”と説明するだなんて”なにを今さら”という声が聞こえてきそうです。
…ただ、すみません、本作『DESIRE』について、”アップテンポで攻撃的”以外の気の利いた言葉が思い浮かんでこないのです。
一つ前の小説に食い込む、前のめりなリズムが特徴的と言えばそうなんですが、それは3rdシングルの『ROSIER』の方がはっきりわかりますし…。
言い方を変えると、『ROSIER』からクセの強い部分を取り除いて、カチッとキレイに仕上げたのが本作『DESIRE』という感じでしょうか。
良くも悪くも、大きな引っかかりなく耳を通り過ぎていく楽曲という印象です。
ただ、やっぱりSUGIZOのギターソロは素敵ですね。
音といいメロディーといい、とくにかくこの方のギターは私のツボをついてきます 笑。
楽曲の印象度、耳残りの強さという点では『ROSIER』の方が上ですが、ギターソロのツボさにおいて言えば私は本作『DESIRE』に一票です。
Amazonで試聴できます。
『DESIRE』収録アルバムレビューリンク
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