個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】LUNA SEA/DESIRE

投稿日:2018年8月30日 更新日:

2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。

後世に与えた音楽的影響度もさることながら、ファンのことを“SLAVE”と呼称し、”バンドとファンが作り上げる閉鎖的空間”というヴィジュアル系独特の文化を創り出したのも『LUNA SEA』が先駆けだったのではないでしょうか。

今回は、『LUNA SEA』の楽曲、『DESIRE』のレビューです。

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

rose

『DESIRE』の全体概要

基本情報

アーティストLUNA SEA
曲名DESIRE
演奏時間4:22
作詞LUNA SEA
作曲LUNA SEA
編曲LUNA SEA

6thシングル。

売上枚数は約59万枚と、『LUNA SEA』のシングルの中では9thシングル『STORM』に次ぐ記録を誇っています(『STORM』は約72万枚の売り上げ)。

『DESIRE』収録アルバム

アルバム名トラック#
STYLE9
SINGLES (Disc 1)6
LUNA SEA COMPLETE BEST (Disc 1)6
LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE- (DISC 1)8

オリジナルアルバム『STYLE』の9曲目に収録。

※『DESIRE』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

アップテンポで攻撃的なサウンドの楽曲、『DESIRE』。

まぁ、”アップテンポで攻撃的”という形容詞は『LUNA SEA』にとって特別な意味を持つ言葉ではないですよね。インディーズ時代から”アップテンポで攻撃的”な楽曲は『LUNA SEA』にはたくさんありましたから。

本作『DESIRE』を”アップテンポで攻撃的”と説明するだなんて”なにを今さら”という声が聞こえてきそうです。

…ただ、すみません、本作『DESIRE』について、”アップテンポで攻撃的”以外の気の利いた言葉が思い浮かんでこないのです。

一つ前の小説に食い込む、前のめりなリズムが特徴的と言えばそうなんですが、それは3rdシングルの『ROSIER』の方がはっきりわかりますし…。

言い方を変えると、『ROSIER』からクセの強い部分を取り除いて、カチッとキレイに仕上げたのが本作『DESIRE』という感じでしょうか。

良くも悪くも、大きな引っかかりなく耳を通り過ぎていく楽曲という印象です。

ただ、やっぱりSUGIZOのギターソロは素敵ですね。

音といいメロディーといい、とくにかくこの方のギターは私のツボをついてきます 笑。

楽曲の印象度、耳残りの強さという点では『ROSIER』の方が上ですが、ギターソロのツボさにおいて言えば私は本作『DESIRE』に一票です。

Amazonで試聴できます。

『DESIRE』収録アルバムレビューリンク

※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。