日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!
かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。
今回は『Pieces』の個別楽曲レビューです。
※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel
『Pieces』の全体概要
基本情報
アーティスト | L’Arc〜en〜Ciel |
曲名 | Pieces |
演奏時間 | 5:45 |
作詞 | hyde |
作曲 | tetsu |
編曲 | L’Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano |
16thシングルのタイトル曲。
『Pieces』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
ark | 11 |
Clicked Singles Best 13 | 9 |
The Best of L’Arc〜en〜Ciel 1998-2000 | 8 |
TWENITY (1997-1999) | 11 |
オリジナルアルバム『ark』の11曲目に収録。本作『Pieces』がアルバム『ark』の最終トラックになります。
なお、『ark』、『TWENITY』はアルバムバージョン(ark mix)での収録。
※『Pieces』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『L’Arc〜en〜Ciel』のシングルにしては珍しい正統派バラード。
90年代後半、ラルクがミリオンヒットを連発していた頃にリリースされたシングルですが、本作の売り上げ枚数は約74万枚程度と、あまり奮わない結果だったように見えます(もちろん、74万枚という数字はすごいことに間違いないのですが)。
ライバル的存在だった『GLAY』は『HOWEVER』というド直球バラードでミリオンヒットを叩き出していたことから、ラルクに求められているものは『HONEY』や『HEAVEN’S DRIVE』のような”ラルクにしか生み出せないアップテンポな曲”だったのかも知れません。
とはいえ、本作『Pieces』、あの『aiko』がカバーしてたりと、しっかり後世に歌い継がれています。メロディーの美しさと歌詞の良さは誰が歌っても変わらないですね。
特に最後のサビ、「私のかけらよ…」の部分がラルクらしい要素を取り入れながらも前向きなフレーズになっていて好きです。曲名の『Pieces』って、「私のかけら」を意味しているんでしょうね。素敵です。
Amazonで試聴できます。
『Pieces』収録アルバムレビューリンク
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