伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。
カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。
『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。
今回は、『Beauty & Stupid』のレビューです。
※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide
『Beauty & Stupid』の全体概要
基本情報
アーティスト | hide |
曲名 | Beauty & Stupid |
演奏時間 | 4:05 |
作詞 | hide |
作曲 | hide |
編曲 | hide |
6thシングルの表題曲。
『Beauty & Stupid』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
PSYENCE | 8 |
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜 | 10 |
hide SINGLES 〜Junk Story〜 | 6 |
We Love hide 〜The Best in The World〜 (DISC 1) | 8 |
2ndオリジナルアルバム『PSYENCE』の8曲目に収録。
※『Beauty & Stupid』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
ロックンロールには付きものの下ネタ。『hide』の楽曲で言えば、本作『Beauty & Stupid』がそれに該当します。
下ネタと一言でまとめていますが、下ネタをどう表現するか、そこにバンドなりミュージシャンなりの個性が現れますよね。『hide』の場合、『Janne Da Arc』ほど露骨ではなく、初期『T.M.Revolution』ほどナンパでもなく、その中間くらいの下ネタ度という感じ。
曲名の元ネタは”Beauty and the Beast”ですかね。”美女と野獣”という邦題のついているディズニー映画。すみません、この映画見たことないので間違ったこと書いちゃうかもしれませんが、おそらく、”美女”と”野獣”がお互いを愛し合い、幸せになるという結末を迎えると思うんです。ディズニー映画ですし。
『hide』の『Beauty & Stupid』も”お互いを愛し合う”というところは共通事項ですが、お互いの関係性が特徴的です。なんせ、「queen(女王)」と「slave(奴隷)」ですからね。「slave」は「queen」の「オモチャ」になりたがっているようです…。バックコーラスでは“あなたの犬になりたい”とも言ってますね 笑。
ノリがよくてポップな曲調なので、ついついカラオケなんかで選曲してしまいそうですが、TPOを弁えないと火傷しそうなのでご注意を。
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