個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】hide/Beauty & Stupid

投稿日:2017年10月8日 更新日:

伝説のミュージシャン…その言葉が最も似合う日本人は、やはり『hide』ではないでしょうか。

カリスマバンド『X JAPAN』のギタリストというポジション、トレードマークの赤髪、ズバ抜けたセンス、そして若くして迎えてしまった死…。

『hide』を聴いたことがある人なら、おそらく誰しも思ったんじゃないでしょうか、”今も生きてたら、どんなことして楽しませてくれてたんだろう”って。

今回は、『Beauty & Stupid』のレビューです。

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

girl

『Beauty & Stupid』の全体概要

基本情報

アーティストhide
曲名Beauty & Stupid
演奏時間4:05
作詞hide
作曲hide
編曲hide

6thシングルの表題曲。

『Beauty & Stupid』収録アルバム

アルバム名トラック#
PSYENCE8
hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY〜10
hide SINGLES 〜Junk Story〜6
We Love hide 〜The Best in The World〜 (DISC 1)8

2ndオリジナルアルバム『PSYENCE』の8曲目に収録。

※『Beauty & Stupid』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

ロックンロールには付きものの下ネタ。『hide』の楽曲で言えば、本作『Beauty & Stupid』がそれに該当します。

下ネタと一言でまとめていますが、下ネタをどう表現するか、そこにバンドなりミュージシャンなりの個性が現れますよね。『hide』の場合、『Janne Da Arc』ほど露骨ではなく、初期『T.M.Revolution』ほどナンパでもなく、その中間くらいの下ネタ度という感じ。

曲名の元ネタは”Beauty and the Beast”ですかね。”美女と野獣”という邦題のついているディズニー映画。すみません、この映画見たことないので間違ったこと書いちゃうかもしれませんが、おそらく、”美女”と”野獣”がお互いを愛し合い、幸せになるという結末を迎えると思うんです。ディズニー映画ですし。

『hide』の『Beauty & Stupid』も”お互いを愛し合う”というところは共通事項ですが、お互いの関係性が特徴的です。なんせ、「queen(女王)」と「slave(奴隷)」ですからね。「slave」は「queen」の「オモチャ」になりたがっているようです…。バックコーラスでは“あなたの犬になりたい”とも言ってますね 笑。

ノリがよくてポップな曲調なので、ついついカラオケなんかで選曲してしまいそうですが、TPOを弁えないと火傷しそうなのでご注意を。

『Beauty & Stupid』収録アルバムレビューリンク

※『hide』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/hide

-個別楽曲レビュー
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【個別楽曲レビュー】PIERROT/AGITATOR

宗教的なカリスマ性と中毒性のある歌詞・サウンドで多大な信者を生み出したバンド『PIERROT』。 このバンドが活躍していた90年代後半から00年代前半頃はまだ”中二病”という言 …

【個別楽曲レビュー】L’Arc〜en〜Ciel/L’heure

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』! かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhyd …

【個別楽曲レビュー】ZONE/白い花

“バンド”でも”アイドル”でもない“バンドル”という新しいジャンルで活動を始めた4人組グループ『ZONE』。 途中で本当に楽器を …

【個別楽曲レビュー】X JAPAN/SADISTIC DESIRE

日本の音楽史を語る上で絶対に外すのことのできないバンド、『X JAPAN』。 YOSHIKI、Toshl、HIDEといったメンバーひとりひとりが持つ物語、バンドが歩んだ歴史、そして多くのロックキッズを …

【個別楽曲レビュー】GLAY/COME ON!!

90年代後半、音楽業界の様々な記録を塗り替えていったモンスターバンド『GLAY』。 耳馴染みの良いポップなメロディーと奇を衒わない素直な言葉で、J-POPの王道ともいえる音楽を世に繰り出し、人々を魅了 …


執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。