個別楽曲レビュー

【個別楽曲レビュー】Every Little Thing/Time goes by

投稿日:2018年2月19日 更新日:

J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。

特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。

これが日本人の心に響かないわけがない!

今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『Time goes by』のレビューです。

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

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『Time goes by』の全体概要

基本情報

アーティストEvery Little Thing
曲名Time goes by
演奏時間5:11
作詞五十嵐充
作曲五十嵐充
編曲五十嵐充

ミリオンヒットを記録した8thシングル。

2000年に『Every Little Thing』を脱退した五十嵐充が作詞・作曲・編曲を担当。

『Time goes by』収録アルバム

アルバム名トラック#
Time to Destination11
Every Best Single +37
Every Ballad Songs2
Every Best Single 〜COMPLETE〜 (Disc 1)9
Every Best Single 2 〜MORE COMPLETE〜 (Disc 1)9

オリジナルアルバム『Time to Destination』の11曲目に”Orchestra Version”で収録。

※『Time goes by』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。

レビュー

『Every Little Thing』を代表するバラードソング、『Time goes by』。

1998年にリリースされた楽曲ですが、2012年にソフトバンクのCMでも使われていました。リリースから10年以上経過しているにも関わらず、新たにCMに採用されることからも、この楽曲の知名度が伺い知れますね。

本作『Time goes by』はELTがシングルとしてリリースした初のバラード作品でもあります。こういった背景もあってか、まさに売れるべくして売れた作品だと感じるほどの仕上がりです。

シングルリリース順に収録されているベストアルバムを曲順に聴いていると、『Time goes by』が別格であることがよくわかりますね。シンセの音色がカラフルなアップテンポ楽曲が数曲続いた後、突如現れる『Time goes by』のメロディアスなピアノの音色!

この流れには王者の風格とでも形容したいほどの存在感を『Time goes by』に感じます。

楽曲単体でつまみ食いするのも十分おいしい作品ですが、ELTの歴史を感じながら聴くと、本作『Time goes by』の魅力がより一層楽しめると思います。

Amazonで試聴できます。

『Time goes by』収録アルバムレビューリンク

※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。
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