J-POPのお手本のような楽曲を連発したユニット、『Every Little Thing』。
特に90年代後半の五十嵐充プロデュース時代の楽曲は、ビーイング系のバンドっぽいサウンドと小室ファミリーのダンスっぽいサウンドを見事に融合させた、ザ・J-POPでした。
これが日本人の心に響かないわけがない!
今回は、『Every Little Thing』の楽曲、『Time goes by』のレビューです。
※『Every Little Thing』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/Every Little Thing
『Time goes by』の全体概要
基本情報
アーティスト | Every Little Thing |
曲名 | Time goes by |
演奏時間 | 5:11 |
作詞 | 五十嵐充 |
作曲 | 五十嵐充 |
編曲 | 五十嵐充 |
ミリオンヒットを記録した8thシングル。
2000年に『Every Little Thing』を脱退した五十嵐充が作詞・作曲・編曲を担当。
『Time goes by』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
Time to Destination | 11 |
Every Best Single +3 | 7 |
Every Ballad Songs | 2 |
Every Best Single 〜COMPLETE〜 (Disc 1) | 9 |
Every Best Single 2 〜MORE COMPLETE〜 (Disc 1) | 9 |
オリジナルアルバム『Time to Destination』の11曲目に”Orchestra Version”で収録。
※『Time goes by』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
『Every Little Thing』を代表するバラードソング、『Time goes by』。
1998年にリリースされた楽曲ですが、2012年にソフトバンクのCMでも使われていました。リリースから10年以上経過しているにも関わらず、新たにCMに採用されることからも、この楽曲の知名度が伺い知れますね。
本作『Time goes by』はELTがシングルとしてリリースした初のバラード作品でもあります。こういった背景もあってか、まさに売れるべくして売れた作品だと感じるほどの仕上がりです。
シングルリリース順に収録されているベストアルバムを曲順に聴いていると、『Time goes by』が別格であることがよくわかりますね。シンセの音色がカラフルなアップテンポ楽曲が数曲続いた後、突如現れる『Time goes by』のメロディアスなピアノの音色!
この流れには王者の風格とでも形容したいほどの存在感を『Time goes by』に感じます。
楽曲単体でつまみ食いするのも十分おいしい作品ですが、ELTの歴史を感じながら聴くと、本作『Time goes by』の魅力がより一層楽しめると思います。
Amazonで試聴できます。
『Time goes by』収録アルバムレビューリンク
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