2014年メジャーデビューの後、2015年に紅白歌合戦へ出演と、国民的なバンドへ成長していた矢先、例の不倫事件で世間のイメージが急降下してしまったバンド、『ゲスの極み乙女。』。
とは言え、有名人が不倫騒動を起こすと未だに“ゲス不倫”などと呼ばれる辺り、世間に対して名を残すということには成功しているのかもしれません(?)
今回は、彼らのミニアルバム『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』のレビューです。
※『ゲスの極み乙女。』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/ゲスの極み乙女。
目次
『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の全体概要
アーティスト | ゲスの極み乙女。 |
アルバム名 | 踊れないなら、ゲスになってしまえよ |
発売日 | 2013/12/4 |
収録曲数 | 8 |
演奏時間 | 29:08 |
文章風の長いアルバム名が特徴的。
演奏時間はトータルで29:08。京浜東北線で、東京・鶴見間くらいの時間です。
レビュー
『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の収録曲別お気に入り度
各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。
# | 曲名 | お気に入り度 | |
1 | キラーボール | ★★★★★ | 5 |
2 | 餅ガール | ★★★★★ | 5 |
3 | ゲスな三角関係 | ★★★★★ | 5 |
4 | スレッドダンス | ★★★★☆ | 4 |
5 | いこかなでしこ | ★★★★☆ | 4 |
6 | jajaumasan | ★★★★☆ | 4 |
7 | ハツミ | ★★★★☆ | 4 |
8 | ホワイトワルツ | ★★★★☆ | 4 |
全体的にかっこいい曲ばかりの名盤!
※『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。
『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』全体の感想
素直にいいと思えるアルバムです!
おしゃれでかっこいい雰囲気と肩の力の抜けたおふざけのバランスが非常に絶妙な1枚だと思います。このバランス感覚が『ゲスの極み乙女。』の真骨頂だとすれば、それを存分に堪能できるのが本作『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』ではないでしょうか。
MVが用意されている#1 『キラーボール』がおしゃれでかっこいい楽曲代表、#2 『餅ガール』が肩の力の抜けた楽曲代表といったところですかね。どちらも最高の出来栄えだと思います。
ところで、本作『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の収録曲ですが、曲名がオヤジギャグっぽい造語が多いですよね。例えば、上述の『キラーボール』は”ミラーボール”をもじったもの、『餅ガール』は”森ガール”をもじったものと思われます(森ガールって言葉、最近はめっきり聞かなくなったな…)。
しかしながら、単に既存の言葉をもじった”言葉遊び”で終わるだけでなく、新しい造語に命を吹き込み、それをテーマとした楽曲が成立しているところはさすが川谷絵音です。
Amazonで試聴できます。
『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』収録曲の個別楽曲レビューリンク
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