『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!
UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二です!
そんな『the brilliant green』のメンバ構成は女性ボーカルとベースの2人組となっています。元々は3人組でしたが、2010年にギターが脱退して今の形になりました。
今回は、『the brilliant green』の個別楽曲、『There will be love there -愛のある場所-』のレビューです。
※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green
目次
『There will be love there -愛のある場所-』の全体概要
基本情報
アーティスト | the brilliant green |
曲名 | There will be love there -愛のある場所- |
演奏時間 | 4:02 |
作詞 | 川瀬智子 |
作曲 | 奥田俊作 |
編曲 | the brilliant green & 笹路正徳 |
3rdシングル。
『the brilliant green』としては珍しく、編曲に外部プロデューサーが加わっています。ドラマの主題歌に選ばれたことから、レコード会社側も気合が入っていたのかもしれませんね。
2016年、アニメ”ReLIFE”の第9話エンディングテーマになったりもしました。
『There will be love there -愛のある場所-』収録アルバム
アルバム名 | トラック# |
the brilliant green | 9 |
complete single collection ’97-’08 | 3 |
バンド名と同名の1stアルバム、『the brilliant green』の9曲目に収録。
※『There will be love there -愛のある場所-』が収録されているアルバムのレビューもしています。こちらからどうぞ。
レビュー
本作『There will be love there -愛のある場所-』はthe brilliant greenの中で最も売り上げ枚数の多いシングルで、約88万枚を記録しています。ちなみに、この88万という数字、東京都世田谷区の人口と同じくらいです。
『the brilliant green』で最も売れたシングルということもあり、いろんなアーティストにカバーされています。
有名なところでは、『JUJU』とか。
それから、TV番組あいのりの主題歌を歌っていた『Mi』なんかがカバーしています。
さて、本作『There will be love there -愛のある場所-』、ヒットの要因としてはドラマの主題歌に選ばれたことがやはり大きいのでしょう。
しかし、本作のタイミングで『the brilliant green』川瀬智子のアンニュイなのにメルヘン感のあるボーカルが花開いたこともヒットの要因の一つではと思っています。
サビの歌声には1stシングルの『Bye Bye Mr.Mug』や2ndシングルの『goodbye and good luck』では見られなかったメルヘン感があふれ出ています!
特にサビの一発目のフレーズは、ハモリも相まって、一度聴いたら忘れられないメルヘンな印象を残します。この曲をちゃんと認識していない人でも、サビの一発目を聴けば、”あ~、この曲ね”となること間違いなしです!
とはいえ、AメロやBメロは相変わらずアンニュイな感じが残っています。そこがまたサビとのギャップになっていて魅力的です!
『There will be love there -愛のある場所-』でアンニュイ感とメルヘン感のバランスが確立され、今後の『the brilliant green』の音楽性を大きく方向付けた1曲だったのではないでしょうか。
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『There will be love there -愛のある場所-』収録アルバムレビューリンク
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