『the brilliant green』はもっと評価されるべき!!
UKロック風のバンドサウンドとアンニュイなのにメルヘン感のある川瀬智子のボーカルの絶妙な組み合わせは唯一無二!
解散したわけではないですが、最近は目立った活動がないのが残念です。。。
今回は、『the brilliant green』のアルバム『the brilliant green』のレビューです。
※『the brilliant green』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/the brilliant green
目次
『the brilliant green』の全体概要
アーティスト | the brilliant green |
アルバム名 | the brilliant green |
発売日 | 1998/9/19 |
収録曲数 | 10 |
演奏時間 | 40:22 |
バンド名と同名の1stアルバム。
本作収録のシングルがヒットしたこともあり、140万枚を超える売り上げを記録しました。この数字は京都市の人口に迫ります。
なお、本アルバムは『the brilliant green』におけるシングル、アルバムを通した唯一のミリオンヒット作品です。
演奏時間はトータルで40:22。東海道線で、東京・大船間くらいの時間です。
レビュー
『the brilliant green』の収録曲別お気に入り度
各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。
# | 曲名 | お気に入り度 | |
1 | I’m In Heaven | ★★★★★ | 5 |
2 | 冷たい花 | ★★★★★ | 5 |
3 | You & I | ★★★★☆ | 4 |
4 | Always And Always | ★★★★☆ | 4 |
5 | Stand by | ★★★★☆ | 4 |
6 | MAGIC PLACE | ★★★★☆ | 4 |
7 | “I” | ★★★★☆ | 4 |
8 | Baby London Star | ★★★★★ | 5 |
9 | There will be love there -愛のある場所- | ★★★★☆ | 4 |
10 | Rock’n Roll | ★★★★☆ | 4 |
数々のアーティストにカバーされたヒットシングル『There will be love there -愛のある場所-』が収録されています。
個人的には#1 『I’m In Heaven』がかっこよくてお気に入り。アルバムの1曲目のかっこよさはアルバム全体の印象を左右する大事なポイントですよね。
※『the brilliant green』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。
『the brilliant green』全体の感想
本作『the brilliant green』、どの曲もUKロック風サウンドでまとまっており、非常に統一感の高いアルバム。
あの『OASIS』の1stアルバム『Definitely Maybe』を彷彿とさせる雰囲気をどことなく持っています。
おそらく、『the brilliant green』というバンド自体が大きく『OASIS』の影響を受けているんでしょうね。
このUKロック風サウンドに川瀬智子のボーカルが乗っかるというのが『the brilliant green』唯一無二の武器であり、かっこよさです!
J-POP特有の派手さはありませんが、バンドサウンドの響きに対するこだわりと川瀬智子独特のアンニュイなのにメルヘン感のあるボーカルの化学反応が一番楽しめるアルバムが本作『the brilliant green』だと思っています。
難点をあえて挙げるとすると、あのヒット作『There will be love there -愛のある場所-』ですかね。
『There will be love there -愛のある場所-』自体は良い曲なんですが、J-POP感がこの曲だけ強すぎて、アルバム全体で見るとちょっと浮いて聴こえちゃいます。
なので、『There will be love there -愛のある場所-』が気に入って『the brilliant green』に興味を持った方にはちょっと合わないアルバムかもしれません。。。
あと、川瀬智子の英語ですかね。
英語の発音が気になる人はちょっと受け入れられないかも。。。
とはいえ、『the brilliant green』というバンドが持つ化学反応を楽しめる素晴らしいアルバムです!
UKロック風バンドサウンドの響きと川瀬智子のボーカルの組み合わせのかっこよさがもっと世の中に認められたらいいのに。
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『the brilliant green』収録曲の個別楽曲レビューリンク
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