アルバムレビュー

【アルバムレビュー】L’Arc〜en〜Ciel/ray

投稿日:2017年10月17日 更新日:

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!

かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。

今回は、『L’Arc〜en〜Ciel』のオリジナルアルバム『ray』のレビューです。

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

ray

『ray』の全体概要

アーティストL’Arc〜en〜Ciel
アルバム名ray
発売日1999/7/1
収録曲数11
演奏時間49:29

1999年7月に『ark』と同時発売されたオリジナルアルバム『ray』。

『ray』だけで約213万枚を売り上げ、『ark』と『ray』の両方を合わせると440万枚以上の売り上げに上ります。

演奏時間はトータルで49:29です。横須賀線で、東京・大船間くらいの時間です。

約50分ということで、ちょうど中学や高校の授業1回分ってところですかね。同じ50分なら、つまらない授業を聞くより『ray』を聴いていたいかも。。。

レビュー

『ray』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1死の灰★★★★☆4
2It’s the end★★★★☆4
3HONEY★★★★★5
4Sell my Soul★★★★★5
5snow drop★★★★☆4
6L’heure★★★☆☆3
7花葬★★★★★5
8浸食 〜lose control〜★★★★★5
9trick★★★★☆4
10いばらの涙★★★★★5
11 the silver shining ★★★★☆4

『L’Arc〜en〜Ciel』のアルバムは相変わらず捨て曲が無く、最初から最後までハイテンションを保って聴き通せます。

あえて言えば、インスト曲の#6 『L’heure』は飛ばし気味ですが。。。

※『ray』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『ray』全体の感想

ミリオンヒットシングル3曲(#3 『HONEY』、#4『snow drop』、#7 『花葬』)を収録したオリジナルアルバム。当時、ラルクがノリに乗っていたことが伺えますね。

本作『ray』の収録曲である#4『snow drop』、#7 『花葬』、#8 『浸食 〜lose control〜』は商業的に成功したシングルですが、後に発売されたベストアルバム『Clicked Singles Best 13』には収録されていません

ラルクを聴き始めるきっかけに『Clicked Singles Best 13』を選んだ人は、次に本作『ray』を聴くのがいいかもしれませんね。こうすれば、ラルクがノリに乗っていた時代の代表曲をある程度網羅できるかと思います。

しかし、この頃のラルクのアルバムはすごいですね。

第一印象が良い上に、何度聴いても聴き飽きない曲ばかりで構成されています。こう、新幹線の移動中なんかで手持ち無沙汰のとき、何聴こうかなとプレーヤーをいじっていると、なんとなく選んじゃうアルバムの一つです。

いつ聴いても間違いのない定番ってところでしょうか。いい感じで時間が過ぎ去るのを忘れさせてくれます。

本作『ray』収録曲の中では、#5 『Sell my Soul』と#10 『いばらの涙』が私のお気に入りです。

hydeの美声と美しいメロディの組み合わせが、お互いを引き立て合う傑作だと思います。

Amazonで試聴できます。

『ray』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。
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