ボーカルの稲葉浩志とギターの松本孝弘による二人組ロックバンド『B’z』。
日本におけるアーティスト・トータル・セールス(CD)が歴代1位という記録を保持している『B’z』ですが、2007年にはハリウッド・ロック・ウォークへの殿堂入りも果たしています。もちろん、この殿堂入りは『B’z』が日本初。
まさに、ロックの本場でお墨付きをいただいた日本を代表するロックバンドと言えるでしょう。
今回は、『B’z』のアルバム、『SURVIVE』のレビューです。
※『B’z』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/B’z
『SURVIVE』の全体概要
アーティスト | B’z |
アルバム名 | SURVIVE |
発売日 | 1997/11/19 |
収録曲数 | 12 |
演奏時間 | 49:59 |
9thオリジナルアルバム。総売り上げは約172万枚。
これだけの売り上げを叩き出しても、『B’z』のオリジナルアルバムでは上から数えて5番目というポジション。
演奏時間はトータル49:59。東海道線で東京・辻堂間とだいたい同じくらいの時間です。
レビュー
『SURVIVE』の収録曲別お気に入り度
各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。
# | 曲名 | お気に入り度 | |
1 | DEEP KISS | ★★★★★ | 5 |
2 | スイマーよ!! | ★★★★★ | 5 |
3 | Survive | ★★★★★ | 5 |
4 | Liar! Liar! | ★★★★★ | 5 |
5 | ハピネス | ★★★★☆ | 4 |
6 | FIREBALL | ★★★★★ | 5 |
7 | Do me | ★★★★☆ | 4 |
8 | 泣いて 泣いて 泣きやんだら | ★★★★☆ | 4 |
9 | CAT | ★★★★☆ | 4 |
10 | だったらあげちゃえよ | ★★★★★ | 5 |
11 | Shower | ★★★★☆ | 4 |
12 | Calling | ★★★★★ | 5 |
前半の勢いが半端ないです!
特に#1 『DEEP KISS』~#4 『Liar! Liar!』までは怒涛の流れ。
※『SURVIVE』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。
『SURVIVE』全体の感想
シングルの連続ミリオンヒット記録が途絶えた21stシングル『FIREBALL』を収録したオリジナルアルバムが本作『SURVIVE』。
もちろん、『B’z』の勢いはまだまだ衰えていませんが、売り上げ的には一つのピークを乗り越えたタイミングで世に出たアルバムと言っても間違いではないと思います。
そんなアルバム『SURVIVE』ですが、完成度はかなり高いです。
いや、もちろん主観的な話なんですけどね。私の中で、本作『SURVIVE』はかなりヘビロテ向きのアルバムなのです。
なんと言っても、#1 『DEEP KISS』が最高。この上ないくらいハイテンションになる楽曲がアルバムのスタートを切ってくれます。
その後、キャッチーでかっこいい#2 『スイマーよ!!』、アルバムタイトル曲の#3 『Survive』、『B’z』の真骨頂と言えるシングル曲#4 『Liar! Liar!』と続く怒涛の流れにはもうノックアウト。次の曲へスキップするのがもったいないと思うほどの没入感を楽しめます。
それから、#10 『だったらあげちゃえよ』もかなりお気に入り。この楽曲はアルバム後半に収録されていますが、前半の怒涛の流れに組み込まれていたら、きっと恐ろしいことになっていたでしょう…。
本作『SURVIVE』、月並みな表現ですが、どの曲もシングルカットされて不思議ではないほどキャッチーでかっこいい楽曲が詰め込まれたアルバムです。
難しいことを考えずにスカッとしたいときにはオススメ。
『SURVIVE』収録曲の個別楽曲レビューリンク
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