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【アルバムレビュー】L’Arc〜en〜Ciel/Clicked Singles Best 13

投稿日:2017年6月8日 更新日:

日本を代表する説明不要のロックバンド、『L’Arc〜en〜Ciel』!

かっこいい楽曲に加え、時々垣間見られるちょっとした遊び心が長い人気の秘訣ではないでしょうか。もちろん、ボーカルhydeの美貌によるカリスマ的な影響力もすごいものがありますが。

今回は、『L’Arc〜en〜Ciel』のベストアルバム『Clicked Singles Best 13』のレビューです。

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

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『Clicked Singles Best 13』の全体概要

アーティストL’Arc〜en〜Ciel
アルバム名Clicked Singles Best 13
発売日2000/3/14
収録曲数13
演奏時間62:17

『L’Arc〜en〜Ciel』は数多くのベストアルバムを出していますが、2000年代初頭に発売された本作『Clicked Singles Best 13』が『L’Arc〜en〜Ciel』初のベストアルバムです。

演奏時間はトータルで62:17。新幹線こだまで、東京・新富士(静岡)間くらいの時間です。

レビュー

『Clicked Singles Best 13』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1Blurry Eyes★★★★★5
2flower★★★★☆4
3Lies and Truth★★★★☆4
4★★★★★5
5winter fall★★★★☆4
6DIVE TO BLUE★★★★★5
7HONEY★★★★★5
8HEAVEN’S DRIVE★★★★★5
9Pieces★★★★☆4
10Driver’s High★★★★☆4
11NEO UNIVERSE★★★★★5
12STAY AWAY★★★★☆4
13Anemone★★★☆☆3

『L’Arc〜en〜Ciel』はメンバーみんなが作曲できるので、ラルク好きが集まると、”誰の作曲した曲が好きか?”といった話題になることがあります。

その話で言えば、私はギターのken作曲推しです。kenはラルクっぽい、メロディアスで幻想的な曲を作る人だと思っています。特に本作収録の『虹』は名曲中の名曲でしょう!

ただ、上記のお気に入り度を改めて見ると、hyde作曲もtetsuya作曲も満遍なく好きだったことがわかりました 笑。

※『Clicked Singles Best 13』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『Clicked Singles Best 13』全体の感想

本作『Clicked Singles Best 13』は『L’Arc〜en〜Ciel』が売れに売れていた90年代のシングルを中心とした収録になっています。

当時発売されていたシングルを人気投票で順位付けし、リリース順に並べた形ですね(#13『Anemone』を除く)。

ちなみに、人気投票1位は『flower』だったそうです。ミリオンヒットを記録した『花葬』や『snow drop』は収録されていませんが、あまり人気がなかったのでしょうか。

『L’Arc〜en〜Ciel』のデビューが1994年なので、8年程度でこんなにも濃密な曲たちを世に送り出したのかと思うと、改めてこのバンドのすごさがわかりますね。

特に、『虹』から『STAY AWAY』までは1997年から2000年と4年程度の期間で生み出された曲たちですからさらに驚きです!

私のプレイリストには長年このアルバムが入っています。

オリジナルアルバムももちろんいいんですが、これくらいシンプルに聴きやすい曲が詰まっていると、何聴こうか迷ったときに手を伸ばしやすいんですよね。いつ聴いてもハズレなしです!

前述のとおり、『L’Arc〜en〜Ciel』全盛期のシングルを中心に収録されたベストアルバムなので、アラサー世代が聴いたら”ああー懐かしい!”となること間違いなしでしょう。

『L’Arc〜en〜Ciel』の代表曲をCD1枚でつまみ食いするなら、『Clicked Singles Best 13』で決まりです!

Amazonで試聴できます。

『Clicked Singles Best 13』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『L’Arc〜en〜Ciel』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/L’Arc〜en〜Ciel

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。