2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!
シングルのリリースはあったものの、2018年7月現在、未だに復活後のオリジナルアルバムが発表されていません(*)。過去の名盤たちを超える作品を作るために時間をかけているものと信じて待っていたいですね。
(*)追記:『9999』が2019/4/17に発売されました!
今回は、『THE YELLOW MONKEY』のオリジナルアルバム、『PUNCH DRUNKARD』のレビューです。
※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY
目次
『PUNCH DRUNKARD』の全体概要
アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
アルバム名 | PUNCH DRUNKARD |
発売日 | 1998/3/4 |
収録曲数 | 13 |
演奏時間 | 61:54 |
メジャーデビュー後7枚目のオリジナルアルバム。
演奏時間はトータル61:54。新幹線ひかりで東京・静岡間とだいたい同じくらいの時間です。
レビュー
『PUNCH DRUNKARD』の収録曲別お気に入り度
各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。
# | 曲名 | お気に入り度 | |
1 | パンチドランカー | ★★★★★ | 5 |
2 | 球根 | ★★★★★ | 5 |
3 | 間違いねえな | ★★★★☆ | 4 |
4 | ゴージャス | ★★★★☆ | 4 |
5 | 見して 見して | ★★★☆☆ | 3 |
6 | クズ社会の赤いバラ | ★★★★☆ | 4 |
7 | セ■クスレスデス | ★★★☆☆ | 3 |
8 | エヴリデイ | ★★★★★ | 5 |
9 | SEA | ★★★☆☆ | 3 |
10 | BURN (Album Version) | ★★★★☆ | 4 |
11 | 甘い経験 | ★★★★☆ | 4 |
12 | 離れるな | ★★★★★ | 5 |
13 | LOVE LOVE SHOW (Album Version) | ★★★★☆ | 4 |
シングル楽曲のうち#10 『BURN』と#13 『LOVE LOVE SHOW』はAlbum Versionにて収録。
なお、#7については露骨な下ネタが曲名についていますので、念のため伏字を入れています。正式な曲名は…ググれば普通に出てきます 笑。
曲単位で見ると強烈に好きな曲が多いわけでは無いです。ただ、『PUNCH DRUNKARD』というアルバム全体が持つパワーは強烈です。
※『PUNCH DRUNKARD』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。
『PUNCH DRUNKARD』全体の感想
『BURN』、『LOVE LOVE SHOW』、『球根』といったヒットシングルが収録されたアルバム『PUNCH DRUNKARD』。
『THE YELLOW MONKEY』というバンドが商業的に絶頂期を迎えていた頃にリリースされたアルバムと言ってもいいでしょう。
そんな本作『PUNCH DRUNKARD』、内容は素敵なくらい媚びないロックンロールです。
まさに1曲目のアルバムタイトル曲『パンチドランカー』がアルバム『PUNCH DRUNKARD』の方向性を物語っていますよね。“ボーカルとギターとベースとドラム、それでバキバキのロックンロールやろうぜ!”というのがグイグイと伝わってきます。
それでいて、アルバム曲の多くは日本語の曲名がつけられているというのがまたおもしろいところです。『ゴージャス』、『エヴリデイ』などは英語でもよさそうな言葉をあえてカタカナで表記していますしね。
音楽は洋楽的要素のあるロックンロールでありながらも、言葉に関しては日本語の響きや表現にこだわっている、そんなバンドの姿勢が垣間見れるような気がします。
いずれにせよ、イエモンによるロックンロールパンチをこれでもかというほど喰らい、ボロボロになりたい方にオススメの1枚、それが本作『PUNCH DRUNKARD』です。
『PUNCH DRUNKARD』収録曲の個別楽曲レビューリンク
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