2000年に終幕をし、長らく伝説のバンドとなっていましたが、2010年に活動を再開した『LUNA SEA』。
復活後も定期的に新作をリリースして楽しませてくれるのみならず、ライブでは最新の技術によって生まれ変わった過去の名曲を余すことなく披露してくれます。止まることなく進化し続けるこのバンドを見逃すわけにはいきませんね。
今回は、『LUNA SEA』のアルバム、『IMAGE』のレビューです。
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA
『IMAGE』の全体概要
アーティスト | LUNA SEA |
アルバム名 | IMAGE |
発売日 | 1992/5/21 |
収録曲数 | 12 |
演奏時間 | 54:49 |
メジャー1stアルバム。
演奏時間はトータル54:49。横須賀線で東京・大船間とだいたい同じくらいの時間です。
レビュー
『IMAGE』の収録曲別お気に入り度
各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。
# | 曲名 | お気に入り度 | |
1 | CALL FOR LOVE | ★★★☆☆ | 3 |
2 | Déjàvu | ★★★★★ | 5 |
3 | MECHANICAL DANCE | ★★★★☆ | 4 |
4 | WALL | ★★★☆☆ | 3 |
5 | Image | ★★★★☆ | 4 |
6 | SEARCH FOR REASON | ★★★☆☆ | 3 |
7 | IMITATION | ★★★★☆ | 4 |
8 | VAMPIRE’S TALK | ★★★★☆ | 4 |
9 | SYMPTOM | ★★★★☆ | 4 |
10 | IN MIND | ★★★☆☆ | 3 |
11 | MOON | ★★★★☆ | 4 |
12 | WISH | ★★★★★ | 5 |
結局、定番の#2 『Déjàvu』と#12 『WISH』が好きです。
邦楽には珍しい、シングル楽曲の収録されていないオリジナルアルバム。
※『IMAGE』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。
『IMAGE』全体の感想
『LUNA SEA』のメジャー1stアルバムが本作『IMAGE』。インディーズアルバム『LUNA SEA』(バンド名と同名のアルバム)から数えると2作目のオリジナルアルバムにあたります。
本作『IMAGE』、前作の『LUNA SEA』と比較すると荒々しさは少々控えめになっている一方、バンドサウンドが織りなすリズムとハーモニーの響きにより一層磨きのかかった作品となっています。
インディーズアルバムの『LUNA SEA』だけを聴くと、ヴィジュアル系と呼ばれる奇抜な見た目通りの乱暴さが魅力のように思えますが、本作『IMAGE』を併せて聴いてみると、見た目の印象とは異なる丁寧で繊細なバンドサウンドがこのバンドの核になっていることに気付けるでしょう。
もちろん、メジャーデビューして面白みのない優等生になってしまったわけではありません。#3 『MECHANICAL DANCE』や#9『SYMPTOM』といった狂気サイドの楽曲もしっかり用意されています。
特に#9『SYMPTOM』は『LUNA SEA』史上1位、2位を争うくらいイカれた楽曲です 笑。
繊細さと狂気を兼ね備えた本作『IMAGE』、他の作品では味わえない独特な聴き心地がクセになる1枚です。
以下、『IMAGE』のAmazonリンクです。『IMAGE』のジャケットは特別過激というわけではありませんが、厳しめに見るとGoogle先生に怒られる可能性があるので、文字リンクの配置とさせてください。
IMAGE (Amazonリンク)
『IMAGE』収録曲の個別楽曲レビューリンク
※『LUNA SEA』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/LUNA SEA