アルバムレビュー

【アルバムレビュー】THE YELLOW MONKEY/8

投稿日:2017年7月14日 更新日:

2016年、申年に復活を遂げた『THE YELLOW MONKEY』!!

大人の魅力を増して帰ってきてくれましたね!

これから出す新曲やアルバムがどんなものになるのか楽しみです。年齢的な深みが増すことで、必ずしやこれまでの名盤、名曲を超える作品を生み出していってくれることでしょう!

今回は、『THE YELLOW MONKEY』のオリジナルアルバム、『8』のレビューです。

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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『8』の全体概要

アーティストTHE YELLOW MONKEY
アルバム名8
発売日2000/7/26
収録曲数14
演奏時間60:15

アルバム名通り、8枚目のオリジナルアルバムであり、解散前のラストオリジナルアルバムでもあります。

ちなみに読み方は”エイト”ではなく“ハチ”

演奏時間はトータル60:15です。新幹線ひかりで東京・静岡間とだいたい同じくらいの時間です。

また、初回盤にはボーナスCDが付いてきます。こちらは17thシングルの『MY WINDING ROAD』と18thシングルの『SO YOUNG』の2曲を収録。

レビュー

『8』の収録曲別お気に入り度

各収録曲のお気に入り度はこんな感じです。

#曲名お気に入り度
1ジュディ★★★★☆4
2サイキック No.9★★★☆☆3
3GIRLIE★★★★★5
4DEAR FEELING (Album Version)★★★★☆4
5HEART BREAK (Album Version)★★★★☆4
6人類最後の日★★☆☆☆2
7SHOCK HEARTS★★★★☆4
8聖なる海とサンシャイン (Album Version)★★★★★5
9カナリヤ★★★★★5
10パール★★★★★5
11STONE BUTTERFLY★★★★☆4
12メロメ★★★★★5
13バラ色の日々 (Album Version)★★★★★5
14★★★★☆4

序盤もなかなか良い曲が揃っているんですが、中盤以降の名曲ラッシュがすごいですね。シングル曲の『パール』や『バラ色の日々』はもちろん、『カナリヤ』や『メロメ』が名曲すぎます。

※『8』収録曲ごとの個別楽曲レビューもしています。こちらからどうぞ。

『8』全体の感想

『THE YELLOW MONKEY』のオリジナルアルバムで最も高評価を得ているのは、やはり『SICKS』でしょうか。

ただ、私は本作『8』を最高傑作のオリジナルアルバムとして一票を入れたいです。個人的に一番聴いたイエモンのオリジナルアルバムが本作『8』なんですよね。

なんといっても名曲揃い!1枚のアルバムとしての統一感は乏しいかもしれませんが、それを補って有り余るほどの名曲が収録されています。かっこいいサウンドと芯を捉えた歌詞のコンビネーションが最高潮に達している気がします。

本作『8』が思ったよりファンから評価されていないのは、既出曲が多いからなのでしょうかね。14曲中7曲がシングル曲やカップリング曲で、収録曲の半分がアルバム発売時点でファンの知っている曲になります。

新曲をたくさん聴きたかった当時のファンからすると、ちょっと物足りなかったのかもしれません。

私はイエモン解散後からハマったタイプなので、どれも新鮮に聴くことができ、素直に名曲ばかりだなと思いました。

“もっと前からイエモンのことを知っていれば…”と思うことが多々ありますが、既出曲を新鮮に聴けるという点だけは、後追いで良かったところかもしれません 笑。

2016年の復活をきっかけにイエモンを好きになった人も、『8』を聴いて同じ気持ちになったら嬉しいな。

Amazonで試聴できます。

『8』収録曲の個別楽曲レビューリンク

※『THE YELLOW MONKEY』に関するその他のアルバム/個別楽曲レビューはこちらからどうぞ: アーティスト索引/THE YELLOW MONKEY

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執筆者:キャスター
中高生の頃、中古のCD屋巡りばっかりやってました。そんなアラサー会社員キャスターによる音楽レビューブログ。 昔趣味で曲作りをやっていたので、音楽制作者に敬意を払って1曲1曲丁寧に記事を書いていきます。